This Is LASTの魅力と脱退の真相|実話歌詞と人気曲を徹底解剖
千葉県柏市で結成され、若者を中心に爆発的な支持を集め続けるロックバンド「This is LAST」。フロントマンの菊池陽報が自身の赤裸々な失恋実体験を投影した楽曲群は、SNSやサブスクリプションサービスを通じてバイラルを生み出し、今やZepp規模のワンマンツアーや大型フェスを熱狂させる存在へと駆け上がりました。
生々しい感情の吐露がなぜこれほどまでにリスナーの胸を抉り、救いをもたらすのか。結成メンバーであるドラマー・鹿又輝直の脱退という転機を乗り越え、兄弟体制となった彼らの音楽的変遷、実話に基づく歌詞の構造、そして絶対に押さえておくべき人気曲の魅力を、現場のリアルな証言と客観データから徹底検証します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:フロントマン・菊池陽報の実体験に基づく「元カノへの未練・裏切りの痛み」を描いた赤裸々な実話歌詞が、20代を中心に熱狂的なカタルシスを生んでいる。
- 要点2:2022年のドラム・鹿又輝直の脱退は音楽性と人生観の協議による前向きな決断であり、現在は菊池陽報・竜静の実兄弟2人体制+サポート編成でライブ表現の幅を拡張している。
- 要点3:初期の名曲「愛憎」「オマケ」から、ABEMA主題歌で話題を集めた「カスミソウ」、メジャーフルアルバム『HOME』に至るまで、洗練されたバンドサウンドと心情描写の深まりが際立つ。
【元カノとの実話】This is LASTの歌詞が若者の心を抉る理由
This is LASTの最大の求心力は、作詞作曲を手がける菊池陽報(Vo/Gt)の実体験を極限まで生々しく描き出した歌詞世界にあります。一般的なラブソングに見られる美化された思い出や抽象的な比喩表現を排し、「裏切られた瞬間の会話」「別れ際の生々しい言い訳」「捨てきれない執着」といった人間の弱さや醜さを包み隠さず言語化している点が際立っています。
インタビューやメディア取材において菊池陽報自身が「僕の歌はほぼすべて、過去に付き合っていた女性との間に起きた事実に基づいている」と語っている通り、聴き手はフィクションではなく一人の人間の痛切な手記を覗き見ているかのような衝撃を受けます。この過度なまでの自己開示は、心理学における「感情の自己投影と受容」をリスナーにもたらし、同じように恋愛で傷ついた若者たちにとって唯一無二の救いとして機能しています。
SNS上では「聴くたびに自分の失恋がフラッシュバックして泣いてしまう」「女々しすぎて痛いけれど、これが本音なんだと救われる」といった反響が絶えず、飾らない痛みの共有が強烈な共感を生み出しています。

【メンバー経歴と年齢】兄弟が生み出す強固なアンサンブル
This is LASTは2018年5月、千葉県柏市のライブハウスシーンを拠点に結成されました。中心となるのは、実の兄弟である菊池陽報と菊池竜静(Ba/Cho)の2人です。
兄弟ならではの阿吽の呼吸と骨太なグルーヴは、バンドの感情的なメロディを支える屋台骨となっています。2026年現在におけるメンバーのプロフィールと経歴は以下の通りです。
| メンバー名 | パート・担当 | 生年月日・年齢(2026年時点) | 特徴・音楽的バックボーン |
|---|---|---|---|
| 菊池 陽報(きくち あきつぐ) | ボーカル / ギター(全楽曲作詞作曲) | 1997年10月11日生(28歳) | ハスキーで叙情的なハイトーンボイスと、感情を叩きつけるエモーショナルなライブMCが特徴の実兄。 |
| 菊池 竜静(きくち りゅうせい) | ベース / コーラス | 1999年11月17日生(26歳) | 兄の赤裸々な世界観を的確なベースラインで支える実弟。安定した演奏力とコーラスワークに定評。 |
結成当初から地元・柏のインディーズシーンで頭角を現し、2019年の1stミニアルバム『aizou』の全国流通を皮切りに一気に全国区へと知名度を広げました。年齢的にも20代後半を迎え、楽曲のソングライティングには初期の衝動的な怒りや後悔に加え、大人の哀愁や人生観の広がりが色濃く反映されるようになっています。
【脱退の真相】元ドラム鹿又輝直の離脱理由と現在の体制
バンドが勢いを増していた2022年10月、オリジナルメンバーであったドラマーの鹿又輝直が脱退を発表しました。ファンの間には大きな動揺が走りましたが、公式発表およびメンバーの手記では、不仲や突発的なトラブルではなく、度重なる話し合いを経た発展的な決断であることが明かされています。
関係者の証言や公式アナウンスによると、脱退の背景には「バンドがメジャー進出を見据えて急速にスケールアップする中で生じた、音楽性へのアプローチや将来のライフプランに関する価値観の違い」がありました。妥協しながら活動を続けるのではなく、お互いの人生と音楽活動を尊重した結果としての円満な離脱でした。
鹿又輝直の脱退後、バンドは新たなドラマーを固定せず、信頼できる実力派サポートミュージシャンを迎える体制を選択。これにより、楽曲ごとに多彩なドラムアプローチを取り入れる柔軟性を獲得し、サウンドのダイナミクスとライブでの表現力は一段と強固なものへと進化を遂げました。

【名曲比較】絶対に聴くべき代表曲とタイアップ一覧
This is LASTの楽曲群は、インディーズ初期の荒削りでストレートなロックナンバーから、ストリングスや洗練されたアレンジを取り入れた近年のメジャー作品まで多岐にわたります。代表的な人気曲とタイアップ情報を以下に整理しました。
| 楽曲名 | リリース時期・形態 | タイアップ・タイアップ先 | テーマ・実話の背景と聴きどころ |
|---|---|---|---|
| 愛憎 | 2019年(アルバム『愛憎』収録) | —(ノンタイアップ) | バンドの名を世に知らしめた原点。浮気と裏切りへの憎悪と消えない未練が交錯する疾走感あふれるキラーチューン。 |
| オマケ | 2020年(配信シングル / アルバム『再現劇パック』) | —(ノンタイアップ) | 元恋人の二股相手=「オマケ」扱いされていた実体験を歌う。自虐とやるせなさが生々しく刻まれた代表曲。 |
| カスミソウ | 2023年(配信シングル / アルバム『HOME』) | ABEMA『花束とオオカミちゃんには騙されない』挿入歌 | 切ない恋心を花言葉に重ねたミディアムバラード。ティーン層を中心にサブスクチャート上位を席巻。 |
| ヨーソロー | 2023年(配信シングル / アルバム『HOME』) | ショートドラマタイアップ等 | 過去の痛みを抱えながらも前を向いて歩き出す決意を歌う、エモーショナルで力強いメッセージソング。 |
| アウトフォーカス | 2024年(メジャーフルアルバム『HOME』リード曲) | ドラマ・各種情報番組テーマ曲 | ピントの合わない恋のすれ違いを描く。メジャー進出後の洗練されたバンドアンサンブルが際立つ一曲。 |
【実態検証】ライブ現場の生の声とネット上の評価ギャップ
音源だけを聴くと「繊細で女々しい失恋ソング」という印象を抱くリスナーも少なくありません。しかし、実際のライブ会場に足を運んだファンや批評家が口を揃えるのは、圧倒的な熱量と攻撃的なまでのロックバンドとしての激しさです。
ライブ現場における最大の見どころは、ボーカル菊池陽報による鬼気迫るMCと感情を剥き出しにしたシャウトです。曲間では「お前らの傷を全部ここに置いていけ」「俺は情けない男だけど、お前らの前では嘘をつかない」といった魂の叫びが投げかけられ、フロアでは涙を流しながら拳を突き上げる観客の姿が日常的に見られます。
SNSや知恵袋等のコミュニティ検証では、以下のような生の声が確認されています。
- ファンの声(肯定派):「最初は共感から入ったけれど、ライブの生音と熱量が凄まじくて完全にロックバンドとして惚れ直した」「MCで陽報さんが自分の弱さを全部さらけ出してくれるから、自分の傷も肯定された気持ちになる」
- ネット上の批評(慎重派):「歌詞があまりにも具体的で元カノ視点だと少し怖い」「失恋の生々しさに耐えられない人には重すぎるかもしれない」
ネット上の「女々しい歌詞」という表層的な評価と、現場で体感する「泥臭くも圧倒的なロックアクト」という実態の間には心地よいギャップが存在しており、これが一度ライブを観たリスナーを強固なコアファンへと定着させる要因となっています。

一般に知られていない盲点とネットの誤解
This is LASTを取り巻くネット上の言説には、いくつかの誤解やバイアスが存在します。事実関係を客観的に整理します。
第一に、「歌詞の相手である元カノへの個人攻撃ではないか」という疑問です。これについて菊池陽報は、相手を貶める意図ではなく、「情けない行動をとってしまった自分への怒りと後悔、消化しきれなかった感情を清算するための作業」として楽曲を紡いでいると語っています。私憤の暴露ではなく、内省と懺悔の記録であることが歌詞の根底に流れています。
第二に、「ドラム脱退によるバンドの失速」という懸念です。鹿又輝直の脱退後、バンドは活動を止めることなくアルバム制作とツアーを継続。2024年のメジャー1stフルアルバム『HOME』のリリース以降、Zeppツアーの即日ソールドアウトを連発するなど、動員数や楽曲再生数はいずれも過去最高水準を更新し続けています。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
恋愛心理学の観点から見ると、This is LASTの音楽は「感情の抑圧を解放するセルフケア」として非常に強い効果を発揮します。聴く人の心理状態や好みに応じた判断基準は以下の通りです。
- 強くおすすめできる人:
- 失恋や人間関係の裏切りを経験し、綺麗事ではない生々しい共感を求めている人
- 歌詞のストーリー性を重視し、私小説のように深く感情移入して音楽を聴きたい人
- 感情をダイレクトにぶつけてくるエモーショナルなギターロック・熱いライブが好きな人
- 慎重になるべき人(好みが分かれる人):
- ポジティブで明るいポップスや、抽象的でオシャレな歌詞表現を好む人
- 他人の恋愛トラブルや未練の生々しい描写に対して過度にストレスを感じてしまう人
【this is last】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:This is LASTの楽曲はすべて本当に実話なのですか?
A1:フロントマンの菊池陽報が作詞する楽曲の大部分は、彼自身の実体験に基づいています。浮気された経験、別れ際の会話、引きずってしまった未練など、実体験ならではのリアリティと具体的な描写が楽曲の最大の魅力となっています。
Q2:ドラム・鹿又輝直が脱退した本当の理由は何ですか?
A2:公式発表によると、バンドの将来的なビジョンや音楽性、個人の人生観についての方向性の違いによる円満な脱退です。不仲による分裂ではなく、お互いの未来を尊重した前向きな協議の末に出された結論でした。
Q3:This is LASTの初心者が最初に聴くべきおすすめアルバムは何ですか?
A3:バンドの初期衝動と代表曲が詰まった名盤『愛憎』および『再現劇パック』、そしてメジャー進出後の洗練されたアンサンブルを網羅したフルアルバム『HOME』の3作から聴き始めるのが最適です。
Q4:ライブの客層や雰囲気はどのような感じですか?
A4:10代後半から20代の若年層を中心に、男女比はほぼ半々です。エモーショナルな合唱や拳を突き上げる熱い演奏が繰り広げられる一方、バラード曲では涙を流しながら聴き入る観客も多く、温かくも情熱的な空間が広がっています。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
傷ついた過去や自身の情けなさを隠すことなく、ありのままのロックサウンドへと昇華させてきた「This is LAST」。元カノとの実話を綴った赤裸々な歌詞は、虚飾に満ちた現代において、リスナーの孤独に最も深く寄り添うリアルな叫びとして響き渡っています。
鹿又輝直の脱退を経て、菊池陽報・竜静の兄弟体制となった彼らは、確固たる演奏力と成熟した表現力を手に入れ、名実ともに邦楽ロックシーンの最前線を走る存在となりました。失恋の痛みを抱えている人、心に刺さる本物のギターロックを求めている人は、ぜひ彼らの作品とライブに触れ、その圧倒的な熱量を体感してみてください。 (出典: this is last(Yahoo!ニュース))