北海道中央バス札幌ターミナルの乗り場・行き方・最新運行ガイド
札幌市中心部における都市間移動のキーステーションである北海道中央バス札幌ターミナル(大通東1丁目)。JR札幌駅前バスターミナルの一時閉鎖と周辺再開発が進むなか、道内各地を結ぶ高速バスの主要発着拠点として、その存在感と重要性はかつてないほど高まっています。
道央・道北・道東・道南方面へ向かうビジネス客や観光客にとって、乗り場の位置や地下街からの行き方、定期券発売窓口の営業時間や手荷物預け場所の把握はスムーズな移動に直結します。現地取材と最新の公式運行データに基づき、乗り場案内から時刻表の確認法、札幌駅前仮設バス停との違いまで詳細に整理しました。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:ターミナルは札幌市中央区大通東1丁目に位置し、地下鉄大通駅・バスセンター前駅から地下通路直結でアクセス可能。
- 要点2:高速あさひかわ号や高速おたる号をはじめとする中・長距離高速バスの発着が集約されており、1階窓口で定期券・乗車券の購入や予約が可能。
- 要点3:札幌駅前バスターミナルの再開発閉鎖に伴う混同を防ぐため、乗車路線ごとの始発地と運行状況の事前確認が必須。
【乗り場・行き方】大通駅・地下通路からのアクセスと全番線フロア案内
北海道中央バス札幌ターミナルへ向かう際、最も利便性が高く天候に左右されないのが地下通路経由のルートです。冬季の積雪期や荒天時でも、地上に出ることなくターミナル地下フロアへ直接アクセスできます。
最寄りとなるのは地下鉄東西線「バスセンター前駅」(徒歩約2〜3分)ですが、南北線・東豊線・東西線が交差する「大通駅」からも地下街オーロラタウンを東へ進み、地下通路「500m美術館」方面へ抜けることで徒歩約6〜8分で到着します。地下2階連絡口から階段またはエレベーターを上がると、1階のバス乗降フロアおよび待合所へ直結しています。
地上からアクセスする場合は、テレビ塔の東側、創成川を渡ってすぐ右手(南大通沿い)に見える重厚な建物が目印です。1階には1番から順番に配置された乗車ホームがあり、行先ごとに明確にレーンが分かれています。
【主要な乗り場配置の目安】
- 南側レーン(1番〜):小樽方面(高速おたる号・余市・積丹方面など短・中距離路線)
- 中央・北側レーン:旭川方面(高速あさひかわ号・名寄・留萌・滝川・岩見沢など道央・道北主要都市行き)
- 長距離レーン:帯広・釧路・北見・網走・函館など夜行便を含む予約制都市間バス各線

【時刻表・主要路線】高速バス予約から運行状況・運休情報の確認法まで
札幌ターミナルを発着する中・長距離高速バスは、運行頻度の高い自由席路線と、事前座席指定が必要な予約制路線に分かれています。
観光・出張で利用頻度の高い高速あさひかわ号は、日中ほぼ等間隔で高密度運行されており、札幌ターミナルから道北の拠点都市へ乗り換えなしで直行できます。また、高速おたる号(円山経由・北大経由など)は、近隣の通勤・通学および観光需要を支える基幹路線として終日運行されています。
道東(ポテトライナー、スターライト釧路号、ドリーミントオホーツク号など)や道南(高速はこだて号など)へ向かう長距離路線は全席予約制です。乗車券はターミナル窓口のほか、発車オーライネットや高速バスネットなどのオンライン予約システムで事前に手配しておくのが鉄則です。
北海道特有の降雪や強風による高速道路の通行止めが発生した場合、中央バスの公式サイト上にある「運行情報・運休速報ページ」へ即座に情報が反映されます。特に冬季は、乗車当日の朝および出発直前に運行状況を再確認する習慣が欠かせません。
【設備と窓口】定期券売り場・営業時間・コインロッカーの現場実態
ターミナルビル1階には、待合ベンチ、発券窓口、自動券売機、売店などがコンパクトに配置されており、出発前の準備を1箇所で完結できる構造になっています。
定期券発売窓口の営業時間は、平日および土日祝で設定が異なり、通勤定期・通学定期の更新期(4月・10月など)の夕方は窓口が混み合います。新規定期券の発行や各種割引適用チケットの手続きを行う際は、時間に余裕を持った訪問が推奨されます。
観光客や出張者にとって重要なコインロッカーは、1階の待合スペース付近に設置されています。小型から大型スーツケースが入るサイズまで揃っていますが、連休やイベント開催時には午前中で大型サイズが埋まるケースも見受けられます。空きがない場合は、地下通路で繋がっている大通駅周辺のコインロッカーも代替候補として視野に入れておくと安全です。
また、地下1階には昭和の面影を色濃く残す飲食店街が広がっており、出発前の素早い食事や休憩スポットとして長年親しまれています。

【徹底比較】主要高速バス路線の乗り場・所要時間・予約要否一覧
札幌ターミナルを利用する代表的な路線の概要と特徴を以下の比較表に整理しました。
| 路線名・主要行先 | 所要時間・運行頻度 | 座席予約の要否 | 編集部の見解・乗車アドバイス |
|---|---|---|---|
| 高速あさひかわ号 (旭川駅前方面) | 約2時間00分〜2時間25分 終日高頻度運行 | 予約不要(自由席) ※先着順乗車 | 札幌ターミナル始発のため、混雑時でも確実に着席しやすいのが最大の利点。往復割引券の活用がお得。 |
| 高速おたる号 (小樽駅前・余市方面) | 約55分〜1時間10分 頻発運行 | 予約不要(自由席) 交通系ICカード利用可 | 円山経由など複数系統あり。大通エリアから小樽へ直行する場合、JR札幌駅へ向かうより乗車動線がスムーズ。 |
| 道東方面 都市間バス (帯広・釧路・北見・網走) | 約4時間00分〜6時間00分 昼行便・夜行便 | 完全予約制 (事前指定席) | 週末や繁忙期は満席になりやすいため早期予約が必須。夜行便利用時はターミナル内の待合室で待機可能。 |
| 道央中距離路線 (岩見沢・滝川・留萌・室蘭等) | 約45分〜2時間30分 定期運行 | 路線により異なる (大半は予約不要) | 通勤・通院利用が多く定時性が高い。高速道路直結の快適な移動手段として地元住民に重宝されている。 |
【誤解を解消】札幌駅前仮設バス停との違いと再開発計画の現在地
利用者の間で最も頻繁に発生しているトラブルが、「札幌駅前バスターミナル」と「北海道中央バス札幌ターミナル」の混同です。
かつてJR札幌駅南口(エスタ1階)に存在した札幌駅前バスターミナルは、北海道新幹線札幌延伸に伴う新駅ビル建設工事のため一時閉鎖され、現在は札幌駅周辺の道路上に設置された複数の仮設バス停へ系統ごとに分散されています。
一方、大通東1丁目の「北海道中央バス札幌ターミナル」は独立した専用自社ビルであり、現在も平常通り発着拠点として機能しています。都市間バスの多くは「札幌ターミナル始発 → 札幌駅前仮設バス停経由」またはその逆のルートを辿るため、大通周辺のホテルや商業施設にいる場合は、札幌駅まで移動せずに大通東1丁目の札幌ターミナルから乗車する方が移動ロスを大幅に削減できます。
なお、創成川東(創成東)エリア全体の都市再生ビジョンに伴い、老朽化した現ターミナルビルの将来的な再整備・建替え構想も議論されていますが、現行の運行・乗降機能はそのまま維持されています。
【プロの結論】利用シーン別に見る最適ルートと乗車時の判断基準
北海道中央バス札幌ターミナルを最大限効率よく使いこなすための判断基準をまとめました。
【札幌ターミナル利用が強く推奨されるケース】
- 大通・すすきの・狸小路エリアに滞在している場合:札幌駅まで歩く・地下鉄に乗る必要がなく、大通駅から地下通路で直行できるため最短動線となります。
- 自由席路線(旭川・小樽方面など)で確実に着席したい場合:札幌駅前バス停から乗車すると満席近くになっているケースでも、始発となる札幌ターミナルから乗り込めば好みの座席を確保できます。
- 悪天候時や冬期の乗車待機:冷たい風雪にさらされる路上仮設バス停と異なり、暖房の効いた屋内待合室や売店・トイレが完備されているため安心です。
【慎重な確認が必要なケース】
- JR線とのタイトな乗り継ぎを計画している場合は、大通東1丁目からJR札幌駅まで地下鉄で1駅(または徒歩約15分)の移動時間を必ず考慮してください。
【北海道 中央 バス 札幌 ターミナル】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大通駅から札幌ターミナルまで地上に出ずに行けますか?
A1:はい、完全地下通路で直結しています。大通駅改札から地下街オーロラタウンを東へ進み、地下鉄東西線「バスセンター前駅」へ向かう地下連絡通路(地下1階・地下2階)を経由してターミナル地下連絡口へ直接入れます。
Q2:窓口でクレジットカードや交通系ICカード(Kitaca/Suica)は使えますか?
A2:高速おたる号などの短距離近郊路線では車内運賃箱での交通系ICカード決済に対応しています。中・長距離高速バスの乗車券を窓口で購入する場合、対応するクレジットカードやキャッシュレス決済手段が路線ごとに指定されているため、現地券売機または窓口カウンターで確認してください。
Q3:ターミナル内にコインロッカーや喫煙所、ATMはありますか?
A3:1階フロアにコインロッカーが設置されています。館内は原則禁煙となっており、所定の喫煙スペースまたは周辺の公衆喫煙所を利用する形になります。銀行ATMは近隣のコンビニエンスストアや地下街連絡通路沿いのATMコーナーが至近です。
Q4:冬の吹雪でバスが運休するかどうかはどこで確認できますか?
A4:北海道中央バス公式サイトの「緊急運行情報」ページでリアルタイムに運休・遅延情報が更新されます。高速道路の通行止め情報と連動して順次発表されるため、出発前の確認をおすすめします。
まとめ:今後の動向と失敗しないための判断基準
札幌市内のバス乗降環境が大きく変化するなか、北海道中央バス札幌ターミナル(大通東1丁目)は、屋内待合環境と地下直結アクセスの利便性を兼ね備えた極めて重要な交通インフラです。
札幌駅前の仮設バス停と乗り場を混同せず、路線の始発特性を活かして賢く利用することで、道内各地へのビジネス・観光移動は格段に快適になります。最新の運行ダイヤや運行状況を公式情報でチェックした上で、スムーズな旅程にお役立てください。 (出典: 北海道 中央 バス 札幌 ターミナル(Yahoo!ニュース))