聖地・厚別公園競技場の改修と現在!座席やアクセス・利用法を徹底検証
北海道札幌市厚別区に位置し、長年にわたり道内のスポーツ文化を牽引してきた「札幌厚別公園競技場」。北海道コンサドーレ札幌のサポーターからは「聖地厚別」として崇められ、数々の劇的な名勝負を生み出してきた歴史あるスタジアムです。一方で、施設の開設から歳月が経過したことで老朽化が進み、ファシリティの改修計画や利用制限の噂がファンの間でもたびたび話題にのぼっています。
日本陸連公認の第1種陸上競技場として市民ランナーや学生アスリートの活動拠点でもある同施設は、いまどのような状況にあるのでしょうか。本稿では、最新の施設改修動向や老朽化対策の現在地をはじめ、観戦時の座席・雨対策、個人利用の料金システム、大谷地駅からのアクセスや駐車場事情まで、現場のリアルな情報を余すところなくお届けします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:老朽化に伴う長寿命化改修や走路舗装の更新工事が進められ、施設基準を維持しながら市民開放と公式戦を継続。
- 要点2:収容人数は約2万人規模を誇るが、屋根付き座席はメインスタンド中央部に限定されるため雨天観戦時はレインウェアが必須。
- 要点3:一般開放日は個人利用(メイン・補助競技場)が可能で、アクセスは大谷地駅からの路線バス・徒歩または試合日のシャトルバスが推奨。
【老朽化と改修の真相】札幌厚別公園競技場の現在と利用制限の噂を追う
1986年の開場以来、1989年の「はまなす国体」や高校総体など数々の大舞台を迎えてきた厚別公園競技場。建設から40年近くが経過した現在、ネット上やファンの間では「老朽化によって大規模な利用制限がかかるのではないか」「Jリーグの開催基準から外れてしまうのではないか」といった懸念の声が聞かれます。
札幌市が進める公共施設マネジメント計画に基づき、競技場では段階的な長寿命化改修工事が実施されています。トラックの全天候型舗装の打ち替えや照明設備のLED化、メインスタンドの構造補強、トイレ環境のバリアフリー化など、利用者の安全と第1種公認規格の維持を目的とした修繕が順次行われてきました。
全面閉鎖といった極端な利用停止措置は取られておらず、工期を分散させることで大会スケジュールや市民利用への影響を最小限に抑えています。ただし、特定エリアの工事期間中はトラックやスタンドの一部が立ち入り禁止となるケースがあるため、公式の行事予定表や告知を事前に確かめておくのが確実です。
【コンサドーレ札幌の聖地】「聖地厚別」がサポーターに愛され続ける理由
北海道コンサドーレ札幌の歴史を語るうえで、厚別の存在を外すことはできません。1996年のクラブ創設初期から本拠地として激闘を重ね、幾多の劇的な勝利と昇格の瞬間を刻んできたことから、サポーターの間では親しみを込めて「聖地厚別」と呼ばれ続けています。
札幌ドームの誕生以降、公式戦の多くはドームで開催されるようになりましたが、厚別特有のピッチとスタンドの距離感、屋外ならではの風の匂いや夕暮れのグラデーションは、ドームでは味わえない格別な臨場感を生み出します。特に夏のナイトゲームでは、ピッチの熱気とスタンドの手拍子が一体となり、独特の熱狂的なスタジアム空間が創り出されます。
「厚別不敗神話」といった数々の伝説とともに語り継がれるこの場所は、クラブのアイデンティティそのものであり、現在も特別な思い入れを持つサポーターが全国から足を運ぶ原動力となっています。
【座席・キャパと観戦ガイド】収容人数や雨天時の注意点を徹底チェック
観戦に訪れる際、把握しておきたいのがスタジアムの構造と設備面です。札幌厚別公園競技場の最大収容人数は約20,005人。メインスタンドには個別座席が配備されている一方、バックスタンドおよびゴール裏は芝生席を中心とした開放的なレイアウトになっています。
座席選びと観戦準備において注意すべきポイントは以下の通りです。
① 屋根の範囲と雨対策
メインスタンド中央部の一部を除き、スタンドの大部分には屋根がありません。競技場内での傘の使用は視界を遮るため原則禁止または非推奨とされていることから、雨天観戦の際はポンチョやレインコートの持参が必須となります。荷物全体を包み込める大きめのビニール袋を用意しておくと、足元が濡れるのを防ぐのに役立ちます。
② スタンドの傾斜と視認性
陸上トラックを備えた第1種競技場のため、球技専用スタジアムと比較するとピッチまでの距離があります。全体的な戦術の動きを俯瞰して楽しむならメインスタンド上段、ピッチレベルのスピード感やサポーターの熱狂を間近で体感するなら芝生席寄りのエリアが適しています。
【一般開放・個人利用】補助競技場やメイン走路の利用料金と陸上記録会
厚別公園競技場はトップアスリートだけの場所ではありません。専用利用(大会やイベント)が入っていない日には一般開放日が設けられており、市民ランナーや部活動の学生が個人利用で本格的なトラックを走ることができます。
メイン競技場に隣接する補助競技場(サブトラック)も整備されており、ウォーミングアップや短距離・跳躍の基礎練習など幅広い用途で活用されています。利用料金は札幌市の公共スポーツ施設基準に準じており、一般区分で1回あたり数百円程度、高校生以下やシニアはさらに割安な設定となっています。
週末や祝日には北海道陸上競技記録会や高体連・中体連の公式大会など、多数のイベントスケジュールが組まれています。個人利用を検討する際は、厚別公園の公式ウェブサイトに掲載される「月間行事予定表」をあらかじめ確認し、一般開放の時間枠を把握しておくのがスムーズです。
【アクセスと駐車場情報】大谷地駅からのシャトルバスや徒歩ルート
スタジアムへ向かう交通手段については、公共交通機関の利用が強く推奨されます。特に大規模なイベントやJリーグ開催日は周辺道路の混雑が激しくなるため、事前のルート選択が重要です。
◆ 地下鉄と徒歩・路線バス
最寄り駅は札幌市営地下鉄東西線の「大谷地駅」です。大谷地駅からは徒歩で約20〜25分ほどの距離にあります。駅から運行している路線バス(中央バス・JR北海道バス)を利用し、「厚別公園入口」や「上野幌ベニータウン」などの停留所で下車すれば、歩行距離を短縮できます。
◆ 試合開催日のシャトルバス
コンサドーレの公式戦など大規模イベントが開催される日には、大谷地駅バスターミナルや新札幌駅周辺から直行シャトルバスが臨時運行される場合があります。運行ダイヤや乗り場は試合ごとに告知されるため、クラブや主催者の公式発表を確認してください。
◆ 駐車場と利用上の注意
敷地内には公園利用者向けの駐車場が用意されていますが、駐車可能台数には限りがあります。大規模大会やサッカーの試合開催時は関係者専用となり一般車両の駐車が禁止されるケースがほとんどです。近隣商業施設への無断駐車は厳禁となっているため、特別な事情がない限り地下鉄とバスを組み合わせたアクセスが賢明です。
【厚別公園競技場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:厚別公園競技場で雨が降った場合、傘を差して観戦できますか?
A1:客席での傘差し観戦は後方や周囲の観客の視界を遮り、危険を伴うため原則として禁止されています。観戦時は撥水性の高いポンチョやレインコートを着用し、着替えやタオル、荷物を保護するビニール袋を持参することをおすすめします。
Q2:個人でトラックを利用したい場合、事前予約は必要ですか?
A2:個人利用枠でメイン競技場や補助競技場を利用する場合、事前の予約は不要です。当日に管理事務所の券売機で利用券を購入し、受付に提出することで利用できます。ただし、専用貸切のイベントが入っている日は個人利用ができないため、事前に公式スケジュールを確認してください。
Q3:車で行きたいのですが、スタジアムの駐車場は確実に停められますか?
A3:大会やJリーグの試合が開催される日は、一般来場者用の駐車場が閉鎖されるか、開門直後に満車となることが一般的です。周辺のコインパーキングも数が限られているため、地下鉄東西線「大谷地駅」からの徒歩またはバス利用をおすすめします。
まとめ:北のスポーツ文化を支える厚別公園競技場の今後
数々の記憶と感動を刻んできた厚別公園競技場は、適切な改修とメンテナンスを受けながら、現在も北海道のスポーツ界においてかけがえのない役割を果たし続けています。老朽化という課題に向き合いながらも、設備の長寿命化を図ることで、トップカテゴリーの公式戦から地域のアスリート育成までを幅広く受け止める体制が維持されています。
風を感じながらピッチを見渡す観戦の醍醐味や、本格的な全天候型トラックで自己ベストに挑む高揚感は、この場所ならではの魅力です。観戦やトレーニングで訪れる際は、最新のスケジュールとアクセスルートをしっかり整え、歴史あるスタジアムの空気を存分に体感してください。 (出典: 厚別 公園 競技 場(Yahoo!ニュース))